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2008年9月16日 (火)

焚書坑○。

こないだからちまたで騒ぎになっているらしいのを今ごろ知りました。

http://www.city.sakai.osaka.jp/city/info/_shimin/data/5374.html

ワタシはBL読みません。
図書館で書架にBLの肌色な表紙が置いてあるのを見て
「子どもには目の毒だよなぁ」と思っていたクチです。
でも別の図書館で閉架(書庫)で置いてあるのを見て
「これって恣意的な情報アクセス制限じゃないのかなぁ」
と疑問に思っていたクチでもあります。
それ以前に、出版不況で業界も大変なんだし、娯楽系は自分で買えよ、
とも思います。
冊数と金額をここまで正直に示されると「買いすぎだろう」と
一瞬思いますが、全体から見た割合等がわからないのでそこは
置いておきます。

怖いのは投書者のかたが、ご自分の考えている「常識」が「常識」だと
信じて疑ってらっしゃらないご様子であること、です。
周辺市の図書館にリサーチかけてたり、行動力と強い意志を持った
立派な御仁なのだろう、と思うのですが。

すみやかにBLを換金し、他の有益な図書の購入費に当てるよう、強く強く要望いたします。

って。「有益」ってなんなのさ。

極端な話をするなら、「千夜一夜物語」だってエロ本です。 <マテ。
「カーマ・スートラ」だって子どもが見たら大変なことになります。
「恋空」だって「有益じゃない」「セクハラまがい」と感じる人は
いるでしょう。
ハーレクインなんか図書館が税金使って買うなよ、と思ってる市民も
いるハズです。
以上の例に出した本はすべて同市立図書館に開架で所蔵されています。

今回BLがやり玉に挙げられたのは
 多くの表紙が一見してエロだとわかること。
 コアな享受者しかおらず、異端視されやすいこと。
などが原因だと思われます。

市民の感覚に反するようなことは、今後は止めていただきたく存じます。

ともありますが、図書館に入れて欲しいと思ってる市民もいると思います。
まぁそこは個人それぞれの感覚です。
今回一番問題なのは「個人」じゃなくて「公的機関」の感覚です。

本日、中央図書館とお話し、書庫のBLも処分するとのことです。

の部分にものすごい危険を感じます。
一市民の価値観(賛同する人も多いだろうにせよ)で、こんなにすんなりと
公共の図書が選別され破棄されていいのでしょうか。
市の回答は

(前略)すみやかに書庫入れにいたしました。
 今後は、収集および保存、青少年への提供を行わないことといたします。

という比較的穏便な表現だったので、書庫の既刊本はそのままなのかと
一瞬思ったのですが。
ためしに同市立図書館のサイトで蔵書検索をかけてみたら、以前は
たしかにあったはずの蔵書が「該当なし」になってました。
もう焚書されてしまったよーです。なんてこと。

図書館の自由に関する宣言

子どもに害のある本をせき止めるのって、究極的には
親の責任だと思うんだがなぁ。
気に入らないものがそこんちに入ってこないように、個々の家庭が
気をつければいいじゃないか、と小さい頃「ドリフ」見せてもらえなかった
ワタシは思うのでした。
 <そして情報遮断したからってリッパなオトナに育つとは限らない~。

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